Hola!
パパがCamp Nouデビューを飾った。
家から歩くこと20分。2時間前でまだゲートも開いていないのに、選手の車まで知ってるファンがごったがえして入口で選手を激励。
1時間半を切った頃、開場。
パパの席は、「前から7列目だ!」と盛り上がってたと思いきや、2階席。
でも結果的にはよかったらしい。
席が通りから遠いことに気づいたパパは、その気の小ささを遺憾なく発揮して”席が埋まると容易に買い出しに行けないぞ”と不安に。まだ1時間以上あるのに、bocadilloとcervesaに加えて、aguaのペットボトルを3本も購入。
ここで予想外のことが。
店員が開けてくれたaguaのペットボトルのふたを閉め直してかばんに入れようとすると、「ダメだ」と制止。たぶん凶器になっちゃうのでペットボトルはふたを開けて売るのね。
これが困った。
一人っきりで、bocadilloとcervesaとagua×3を一緒に持てない。でも自分の席でbocadilloとcervesaを楽しみたい。
迷ったあげくに、agua×2をその場で一気飲み。
これが後で悲劇を招くことに。
周囲を見回すと、老若男女多様な人が観戦に来てる。
パパの隣の隣の席には、老夫婦が静かに着席。
パパの両側には、こんなおじいちゃんが一人ずつ。
20時半、ついに試合開始。
バルセロナは、ビジャ・イブラヒモビッチ・イニエスタ・プジョルなどが先発しなかったものの、パパは「チャビ(こっちの発音らしい)の表情は確認できたぞ」と興奮気味。
しかし、何より驚かされたのが、隣のおじいちゃんや、さっきまで静かだった老夫婦までが、突如ミニ解説者に豹変。ヤジを飛ばしたかと思いきや、友達でもないのにお互いに見解をぶつけ合うおじいちゃんたち。パパの前をカタルーニャ語のシュートの嵐。
前半は、バルセロナが圧倒的なボール支配で10〜15分間隔ぐらいで、ペドロ、メッシ、メッシで3点を先取。メッシの飛び出しがかなりの興奮ものだったらしい。
メッシが得点すると、スタジアム中が両手を挙げてゆっくり下げながら「めーっしー」とお代官様的な感じのお辞儀で讃える。
後半に入って10分経つと、イニエスタとビジャを同時投入。3点リードでこの交代ってすごいわと思っていると、「いにえーすた」とスタジアム中が大盛り上がり。
ここから試合が停滞する一方で、これまで飲み干したagua×3とcervesaがパパの膀胱に猛攻をしかける。
しかし、通りまで遠いどころか、両側のおじいちゃんは、少しでも前を横切ろうものならレッドカードでも止める覚悟で試合を観戦。
この猛攻に耐えに耐え続け、試合どころではなくなるパパ。
自然と踏ん張る足下に力が入る。
この危機を救ったのはまたもやメッシ。
試合終了間際でのハットトリック達成。さらに、スタジアムはもうSUPERCOPAの獲得を確信したことで、スタジアムを何周もウェーブが回る。
これに興奮し、おじいちゃんたちと一緒にウェーブし、しばし膀胱の存在を忘れるパパ。
メッシ、Gracias!
結局、バルセロナが4−0で完勝し、初戦アウェーの1−3をひっくり返し、SUPERCOPA獲得。スタジアム中が合唱に次ぐ合唱で大盛り上がり。
皆が家路に着く中、パパも立ち上がるとアキレス腱に激痛。
トイレを我慢するのに踏ん張りすぎたのが原因か。
スタジアムの出口に向かう途中、盛り上がるバルサファンに「大丈夫か?」と心配され、「試合でセビージャにやられた」と答えると、「ナイスプレー!」とほめられるパパ。なんのこっちゃ。
ということで、帰りは、絶えることのない観客が埋め尽くす車道を足を引きずりながら帰りましたとさ。
ちなみに、試合中は写真なんか撮ってる場合じゃなかったって。
臨場感なくてごめんなさい。パパに代わって謝っておきます。
adios!
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